
メンズメイクにおいて、「顔の印象」を決めるのは肌の仕上がりだけではありません。
自然な立体感を生み出す“陰影”こそが、清潔感や小顔効果を引き出す鍵になります。
そこで今回紹介するのがシェーディング。顔に影をプラスすることで、フェイスラインを引き締め、鼻筋を通し、彫りの深い印象を演出できるテクニックです。
「なんか顔がのっぺりして見える…」
「輪郭がぼんやりして写真写りがイマイチ」
そんな悩みも、シェーディングを正しく使えば驚くほど自然にカバーできます。
この記事では、初心者でも失敗しないシェーディングの基本から、入れるべきポイント・ぼかし方・おすすめアイテムまで丁寧に解説。
それではまずシェーディングの効果から見てきましょう!
シェーディングで得られる3つの効果
ここからはシェーディングをすることで得られる効果を詳しく解説していきます!
小顔効果
フェイスラインを引き締めることで、顔がスッキリ見えます。特にエラが気になる人にも効果的。
彫りの深い印象
鼻筋や頬骨下に影を入れることで、立体的で男らしい印象に。彫りが浅い顔立ちもキリッと見える。
バランスの取れた顔立ち
顔の左右差を調整し、均整の取れた印象に。面長や丸顔など自分のなりたい印象に近づきます。
このようなメリットが得られるシェーディングですが、少しテクニックがいるメイク技法。
そこで簡単で失敗しない為のコツを、メイクアップアーティストの筆者が紹介します。
メンズのためのナチュラルなシェーディングのコツ
結論下記3つを意識すればシェーディングはバッチリです。
- 色選びは自然な影色を - 自然な影に近いアッシュ系やグレー系のシェーディングを選ぶ。
- 塗る量は控えめに - 濃くなりすぎないよう、少量ずつ重ねる。
- しっかりぼかす - 境界線がはっきりしすぎると不自然になるので、ブラシやスポンジでなじませる。
濃くなってしまうとバレるし、不自然に見えるので一回筆についたパウダーを落としてください!
初心者向けシェーディングのやり方【失敗しない方法】
まずは肌を整えてから、影を入れていきます。肌の整え方はこちら
まずシェーディングを入れるポイントは、顎(フェイスライン)、生え際、頬、眉頭の4点です!
ここに「鼻筋」をプラスする事もありますが、今回のバレないメンズメイクのシェーディングでは省きます。
外から内へ!シェーディングの正しい入れ方
外側から内側に向かってシェーディングを入れることで、自然なグラデーションを作ることができます。
いきなり濃く塗るのではなく、徐々に影を足していくのがポイントです。
頬のシェーディングの正しい位置|低すぎるとコケた印象に!
頬のシェーディングは、頬骨の下に沿うように入れるのがポイント。低すぎる位置に入れると、顔がコケたように見えてしまうので注意しましょう。
思ったより高い位置で大丈夫
これくらいの場所に入れてください!この時に量を調節しながら使うのを忘れずに!
顎のシェーディング|影を延長させるイメージで
顎にシェーディングを入れる際は、フェイスラインを引き締めるように影を延長するイメージで入れます。
特にエラが気になる場合は、エラ部分に薄く入れるとスッキリとした印象になります。
前から見たら見えない、骨の裏に塗る意識でちょうどいいです!
メンズ向けおすすめシェーディングアイテムセット
シェーディングにはパウダータイプとクリームタイプがあり、パウダーにはブラシ、クリームにはスポンジの組み合わせが良いです。
パウダー+ブラシ
パウダーはエチュードのコントゥアパウダーがおすすめです。
ナチュラルで自然な立体感を演出してくれる優れもので、韓国のアイドルにも使われるアイテム。
ブラシはまずはエチュードの安いブラシで練習してみてください。
もし慣れてきてより綺麗に仕上げたい時には、こちらをおすすめします。ただ最初に買うアイテムではないです。
クリーム+スポンジ
クリームタイプのシェーディングでおすすめなのは、&beのコントアペンがおすすめ。
ぼかす時に使うスポンジはしずく型の物を使うと綺麗に仕上がります。この時スポンジは濡らしてから使ってください。
まとめ|シェーディングで自然な小顔&立体感を手に入れよう
シェーディングは、「やりすぎなメイク」と思われがちですが、実はナチュラルに仕上げるための隠れた必須テクニック。
特にメンズメイクにおいては、清潔感・小顔効果・大人っぽさなど、さまざまな印象をプラスしてくれる武器になります。
初心者でも「自然な色」「正しい位置」「しっかりぼかす」の3つを意識すれば、簡単に日常使いできるので、ぜひ今日から試してみてください!