時間って足りなくないですか?
めまぐるしく変化する現代社会を生きる我々にはやるべき事、考える事がたくさんあり、忙しさに翻弄されてしまう事が多々あります。
目の前の事に追われていると、時間ってあっという間に過ぎていきますよね。
でも時間を増やすのってとても難しい......。
そこでお話を伺ったのが株式会社パークの代表、LOGIC事業責任者、佐々木智也さん!
スキンケアでどのように我々の生活を変えられるのかお話を伺いました。
目指したのはワークツールとしてのスキンケア
株式会社パークという会社でブランディングなどのクリエイティブを手掛ける会社で代表をしています、佐々木と申します。
大学を卒業してから10年以上広告業界に従事し、その後2015年にパークという会社を作り、主にベンチャーやスタートアップのブランディングをしています。そして昨年スキンケアブランドLOGICを立ち上げました。
事業自体を立ち上げる計画はありました。パークという会社を立ち上げる時から何か自分達で、クライアントの仕事だけじゃなくて事業をやろうという構想はあったんですけど、なかなか事業化に至る案は出てこなくて......。
ただ3、4年前からクライアントの仕事でヘアケア、スキンケア、メイク商品等のブランドをイチから立ち上げるお手伝いを結構してまして。
そこで化粧品への関心や、男性向け化粧品への課題や物足りなさを凄い感じて、6年目にメンズスキンケアのブランドを立ち上げようという流れになりました。それで8月に発売されたのがLOGICです。
なるほど、化粧品の仕事をして、知識と考え方がどんどんアップデートされたんですね。
LOGICのブランドコンセプトにスキンケアの“めんどうくささ”を解消すると掲げていますが、実際スキンケアに関して、面倒くさいという声が多かったんですか?
そうですね....これ結構世代によると思うんですけど僕今41歳で、僕ら世代がスキンケアをちゃんとやるっていうのに2つ障壁があります。1個は単純に「面倒くさい」。
もう一個は「男性がスキンケアに気を使うっていうことが男性同士でカッコいいことじゃない」という植え付けがどうしてもあると感じました。
スキンケアに関する偏見は自分達の親世代から、男性に男らしさを求められていたっていう事もあるし、実際に売っている化粧品も男らしさ訴求のモノが大半を占めていて、その2つをなんとかしたいと考えました。
確かに男らしさ訴求の広告とかたくさんありますよね。
少しずつ減ってきていますが多いのは事実です。
今、男らしさみたいな文脈は多少薄れてきたんじゃないかなって実感はあるんですけど、やっぱりスキンケアの継続が難しい。
自分の肌を身だしなみの一歩として、ケアするのが面倒くさいし続かない人が多いです。
これは僕自身もそうだったんですけど、どうしたら男性がスキンケアを続けられるかなってことを考えると、いわゆる時短とかオールインワンを取り入れるのが浮かびますよね。
ただそれともう1個、LOGICの独自性でもある所で、「ワークツール」という、例えば毎日使っているアプリとか、仕事の道具のようなモノとして捉えると、スキンケアがもっと日々のパフォーマンスをあげる身近な存在になるんじゃないかなって。
LOGICはそれを体現する商品なるように拘りました。
なるほど。だから起業家やクリエイターに訴求しているんですね。
そんなLOGICのアイテムの特徴について教えてください!!
LOGICってどんなスキンケアなの?
今までスキンケアをしてこなかった人が、「男性 スキンケア 方法」って検索して出てくる情報は洗顔して、化粧水して、美容液つけて、乳液して、みたいなお作法的なモノばかり。
その中でも泡立てはこうで、その泡を顔につける時はゴシゴシしないとかが並んでいますから、なかなかハードルが高い。
そんなお作法的なスキンケアをなくしたかったんですよね。
そういう事だったんですね。ロジックは本当にスプレータイプで簡単にできて、ケアにかかる時間はたったの60秒!凄すぎです......。
洗顔はどんなアイテムなんですか?
洗顔は炭酸と吸着炭配合の泡で毛穴の汚れやくすみを落としてくれたり、AHAが古い角質を取り除いてくれます。
あとは弾力のある泡なのでちょっとしたマッサージに使うことも出来るし、ただ単にさっぱりするとかじゃなくて比較的多くの男性が毛穴やくすみを改善できるように作りました。
あとはシェービングクリームにも使えるので髭も剃って顔も同じ洗顔で洗うみたいな、そういう使い勝手の良さには気を使いました。
シェービングにも使えるの驚きです。
本当にこれだけでいいじゃないですか! あと香りはどうですか?
今までのメンズスキンケアの匂いって大抵は近しい香りが多かったんですよね。
そこもメンズ=この匂いみたいのにも疑問がありました。
顔を洗っているときの香りでアロマテラピーのようなリラックスできるようなアイテムにしたかったので精油を使いました。
確かに消費者の目線で考えると効果はもちろんですが、香りも重要なポイントになってきますよね。
化粧水にはどんな特徴があるのでしょうか?
僕自身肌が弱いという事もあり、アルコールが入っている商品を使った時に辛かったりするんですよね。 夏の暑い時はさっぱりして良いんですけど、通年で心地良く使ってほしいというのと、刺激を抑えたいという事でメントール、アルコールは入っていません。
その代わりにハマメリスやユーカリを入れる事によって、メントールじゃないサッパリ感を出しています。
使用感としては、「ギリギリ許せるしっとり感」を目指しました!
そうなんです。女性用のトロッとした化粧水やオイリーなタイプに抵抗感を持つ人は多いので、このような仕様にしました。
もしかしたらガチ美容好きみたいな人はもう少ししっとりが欲しいかもしれません。
使われ方として多いのは、元々スキンケアが億劫だった人がLOGICでスキンケアを続けられたり、他社さんのやつでめんどくさくなって続かなかった人が乗り換えて続けられたりというのが大半です。
他には、ガチ美容好きの人が朝だけ使ったり、身嗜みにすごく気を使う人が会食の前に使ったりするセカンドスキンケアとして使い分けてるケースもあります。
セカンドスキンケアですか。確かに夜にはしっかりケアするけど、出先や旅行などでは荷物になるから全部持っていけないこともあります。
それでいうと今回LOGICは黄金湯とコラボしてますよね。銭湯とコラボした背景にはどのような理由があったのでしょうか?
LOGICはスキンケア時間を少し短縮できて、その分可処分時間が少しできる。
それが継続すればするほど可処分時間が大きくなるわけで。
「その時間をどう使って貰うか」というのをずっと考えていました。
できた時間を使えるコンテンツもLOGICで提供できないかなって考えていたときに、体のメンテナンスという面でも、ハードに働いている人がサウナで「整う」のを好むと傾向がありまして。
LOGICで浮いた時間に使って欲しい1つの体験がサウナや入浴だなと思い、黄金湯さんにお声かけさせて頂きました。
僕もサウナ好きなんですけど、サウナ後は乾燥するから絶対スキンケアした方がいいし、このコラボはかなり相性が良いなと思いました! 持ち運びにも良さそうですね。
今後サウナ以外にコラボする予定あるんですか?
元々ワークツールとして謳っているので結果的には、仕事とかビジネスのパフォーマンスに繋げて欲しいという想いがあります。
ですのでコワーキングスペーススペースやワーケーションみたいな所などとのコラボを考えていますが、コロナの状況次第で様子を見ている状況です。
他には教養を得るための読書とかアートとコラボして自分に教養をつける時間に当てて欲しい。このように結果的に個人のビジネスパフォーマンスに繋がるようなコラボを進めています。
LOGICはもう一つ特徴があって、アップデートしていく事にしています。
使い続ければ使い続けるほど、LOGICがアップデートしていって皆さんがもっとより良いものになったり、使いやすものにしていきます。
愛用してくれる人が増えれば増えるほどその人達にとって良いプロダクトへ磨き上げていく事ができるので、そういう意味も含めて「LOGIC一緒に成長させていく」こう見てもらえたらなと思っています。