男性の身嗜みが注目を集めている昨今。
10代、20代だけでなくビジネスマンとして働く30~40代の男性も肌に気を遣いだしています。
そんな注目されているビジネスマンの身嗜みに2007年から向き合い、商品開発をしてきたブランドがあることはご存知ですか?
それがラフラ・ジャパン株式会社のプラウドメンというブランド。
この記事ではメンズ美容市場にいち早く注力してきたプラウドメンのマーケティング本部、徳田さんと岡田さんにインタビューしてきました。
ラフラ・ジャパン株式会社に入社し5年が経ちました。入社当初から、継続してプラウドメンの担当をしており、男性のグルーミングに向き合ってきました。本日はよろしくお願いします。
入社してからずっとプラウドメンの商品企画とマーケティングを担当している岡田と申します。私自身31歳という年齢でプラウドメンのユーザー層に、ピッタリ当てはまります。
自分で使った時の消費者の感覚や周りの友人のリアルな声を大事にしながらプラウドメンの商品開発をしています。よろしくお願いします。
プラウドメンはどういうブランドなのか?
プラウドメンは男性が"身嗜み"を意識することが一般的ではなかった2007年に生まれたブランドです。
プラウドメンが考える身嗜みとは華美に見た目を着飾るのではなく、清潔感のある印象であったり、ほのかな香りを身につけることによって、外見だけでなく内面からの自信を作るサポートになるものと考えています。プラウドメンを使って"行動や振る舞いも自信のある人に"というのがミッションです。
日々のスキンケアや香りを気にすることや髪にワックスを使って整えてみるという普段の小さな積み重ねによって身嗜みは整えられますよね。そのような日々の積み重ねが、自信につながると考えています。
スキンケアやボディケアをハードルの高いものではなく、日々の生活をしている中のルーティンに組み込んでもらえる商品をプラウドメンでは意識しております。
男性に向けたブランドは結構あると思いますが、プラウドメンはビジネスマンにターゲットを絞っています。プラウドメンを立ち上げた2007年はビジネスマン向けのブランドというものはなかったということが主な理由です。
化粧品という表現をすると抵抗を感じるビジネスマンも多いので、化粧品ではなくあくまでビジネスをサポートするビジネスツールやグルーミングツールとして開発しています。
20代に入ると仕事を始める人が増えてくるので、身嗜みに関するフックがあると関心を持ちやすいですよね。
ビジネスマンによく使われている手帳であったり名刺、ペンのような存在として、プラウドメンが選ばれるようにということはプロダクトを開発する上では意識しています。
例えばデザイン。"ビジネスマンのバッグに入れてもかっこよく違和感のないように"と意識しサイズであったり、仕事のデスクに置いてあったりしても違和感のない馴染んでくれるようなデザインにしています。
プラウドメンの人気商品であるスーツリフレッシャー(衣類用消臭剤)はデスクに置いておく通常のサイズとバックに入れたり出張などで持ち運べるミニサイズを用意しています。
焼肉などニオイのつくランチに行こうとなった時もスーツリフレッシャーがあれば気楽に食べたいものを食べられる。スーツリフレッシャーを使って身嗜みを整えることによってこの後の予定も気楽に考えてもらえています。
スキンケアというジャンルのみではなく、ビジネスマンの頭から足まで全てをトータルしてプラウドメンだけでサポートできることは強みであると考えています。
また、身嗜みの一環として全体的な男性へのサポートを考えて商品作りをしているため男性の見た目だけでなく、香りにも力を入れています。
1番人気の香りであるグルーミング・シトラス、他にもシトラス・ムスクとグリーン・ウッドという3種類の香りがあります。
どの香りもビジネスシーンで邪魔にならないことを意識しています。嗅いでみてください!これがグルーミング・シトラスの香りです。
ビジネスシーンは強い香りが好ましくないとされています。プラウドメンでは"どの製品もほのかに香ること"を徹底していて匂いすぎてしまうことはありません。
また、よくある男性のニオイ対策としてニオイが気になるからと香水を使った結果、元のニオイと香水の香りが混ざってしまうことがあります。
そうなんです。そこでスーツリフレッシャーには日本で栽培された渋柿から抽出した消臭成分「カキタンニン」を配合して嫌なニオイを2時間後も99%以上カットすることを実現しています。
しっかり消臭しながらほのかな香りをつけるので、嫌なニオイと混ざることがないのも
プラウドメンの商品特徴です。
香りは先ほど紹介した通り3種類ありますがグルーミング・シトラスが1番人気があるので、スーツリフレッシャーとグルーミングバーム(練り香水)、グルーミングウォーター(全身用化粧水)以外はグルーミング・シトラスの香りでのみ展開しています。
グルーミング・シトラスの香りを気に入っていただけたら、スキンケアやボディケア、ヘアケアなど他の商品も同じ香りで揃えることができます。
よかったら練り香水も使ってみてください。
つける量はお好みで大丈夫で手首や首元につけるのがおすすめです。バーム状のため付ける量が調整しやすく、過剰に香る心配がありません。
あくまでさりげない香り立ちのため、香水を付けにくいオフィスでも使いやすく場所や状況に囚われずつけることができます。
プラウドメンのスキンケアアイテム紹介
メイン商品として、洗うステップのスクラブ入り洗顔料と、泡で出てくるシェービングフォームと潤すステップの化粧水ディープエフェクトローションと、乳液ディープエフェクトミルクがあります。
その4商品に加え、スペシャルケアのアイテムとしてアイクリームが2種類あります。夜用のリバイタライジングアイクリームと、昼用のリバイタライジングアイクリームリフレクターがあり、夜用は保湿をしっかりするもの、昼用は自然に馴染むレベルのトーンアップをして印象を良くする効果があります。
昼用のアイクリームもぜひ使ってみてください。
明るめのオレンジ色で目のくまなどのカバーにも使えます。目元を明るく見せながら、"どんな人の肌でも色が浮かないように"ということを意識して色の調整にはこだわりました。
BBクリームを使うことに抵抗がある人でも使いやすい設計になっています。
アイクリームだけでなく、今プラウドメンが注力しているのが洗顔からの2ステップです。昨年11月に化粧水や乳液をリニューアルしました。
まず男性の肌の特性を見直しました。"女性よりも皮脂の分泌量が多い、だけど水分量が不足して乾いている"ことは最近認知され始めています。プラウドメンではもっと深掘りし、男性の行動的な面にも注目しました。
例えば日々のシェービングによって肌の摩擦が多いこと、日焼け止めを使う頻度は少ないなどです。日焼け止めはまだ習慣化されておらず、真夏で長時間外出する時だけ使う人が多いと考えています。
そのような男性の行動と肌の特性を考慮して成分や使用感を見直しました。
共通成分としてディープエフェクトコンプレックスというものを配合しています。4種類の人型セラミド、3種類の植物由来のエキス(アボカドオイル、カンゾウ根エキス、テンニンカ果実エキス)を配合しています。
また化粧水はリニューアル前より保湿力や粘度を上げています。ベタつかないけれど少しトロミがあるテクスチャーにすることで、コットンなしで直接手に取ってもこぼれにくい使いやすさを実現しています。
この使用感めっちゃ好き
もちろん使い心地にもこだわりました。手に出した時はトロみがありますが実際に使ってみるとサラサラしていて肌馴染みがいい化粧水になっています。
これまでメンズのスキンケアのイメージとして強いのがメントールやスクラブでした。ただ最近は使用感が優しいものが好まれ、成分をしっかり見ているお客様も増えているので、男性スキンケア事情を考慮し、リニューアルを期に変更しました。
具体的にはメントールや、アルコールを入れていません。
そうです。リニューアル前の乳液はスッとするのが良いとの声もいただいていたのですが、思い切ってアルコールフリーにしました。
しっかりケアしたいときはコットンを使っていただくことも良いですが、やはりスキンケアに手間を惜しまず取り組める方は少ないので面倒な手順をなくすことにしました。
乳液もポンプタイプになっていてワンプッシュで出しやすいこともユーザーから評価されています。面倒くさいという点はかなり男性ユーザーのスキンケアの習慣を妨げているものだと実感しています。
面倒くささをどれだけなくせるか、スキンケアをしていない人でも続けられるよう、ハードルを下げることにはこだわりました。しっかりスキンケアしたいという気持ちになってくれた男性の味方になれるよう常に努力しています。
成分や製品の特徴だけでなく、プラウドメンを使ったシーンでどう感じるかまでを考えて商品提案できていることはプラウドメンのスキンケア商品の強みです。
クレイフェイスウォッシュにはフランス産のグリーンクレイや天然のこんにゃく由来スクラブが配合されています。クレイとスクラブのダブル効果で皮脂を吸着して黒ずみや汚れを落とせる洗顔料になっています。
普段は泡立てての洗顔をおすすめしていますが、スクラブとしての特徴を生かして週1,2回の泡立てないで使うスペシャルケアも推奨しています。
こんにゃくスクラブは球状のため、肌を傷つけず優しい使い心地であることに着眼して取り入れました。
スクラブが好きではない人でもこれなら使いやすいと思われる肌心地を実現しているので、汚れを落としながらも洗い上がりが突っ張らないこともクレイフェイスウォッシュの特徴です。
プラウドメンの今後の展望
ここ最近、ダイバーシティが受け入れられる雰囲気ができています。また、男性のスキンケアがより受け入れられやすい時代になってきたと思っています。プラウドメンはビジネスマンをトータルサポートをするブランドとして今後も変わりはありませんが、よりスキンケアに注力していくことを考えています。
リモートワークによって自分の顔をみる機会が増えたこともあり、自分の肌への気づきが出てきました。それに加え世の中のトレンドや今のビジネスマンが何を求めているのかを考えて商品開発をしていきたいと思っています。
身嗜みを整えることによって、周りからの見られ方・印象が良い方向へ変わっていきます。プラウドメンを使って人間関係にまで良い影響を与えたいです。
プラウドメンを使っている人とその周りにいる人までも、プラウドメンの商品によってポジティブな影響を与えられるブランドにしていければと思います。
根幹であるビジネスマンのサポートしていくブランドは変えずに、トレンドである多様性や自分らしい生き方をサポートするブランドにアップデートしていきたいです。
男性のユーザーの日常にすっと入っていくような存在になりたいので、一人一人のユーザーの声を大切にしていくことも忘れずに商品開発に取り組む予定です。
プラウドメンの新商品情報
3月5日から数量限定でスキンマットメーカーを販売しています。簡単にいうと化粧下地のようなものなのですが、肌のテカリやべたつきを抑えるものです。
そうですね。スキンケアの後に使ったり、汗をかいた後や商談の前に塗っていただくことを想像して作りました。ぜひスキンマットメーカーも使ってみてください。
速攻で効果が実感できることにはかなりこだわりましたね。男性って皮脂の分泌量が多いこともあって、午後や夕方にはテカりが出てくるけど、まだ色がつくファンデーションは使うことに抵抗がある方が多いです。
スキンケア以上メイク未満で、色がつかずに肌をマットにしてくれます。毛穴ぼかしポリマーを配合しているので、ちょっとした凸凹にもカバーし、毛穴が目立ちにくい肌に整えてくれます。
あくまで自然にカバーできる商品なのでファンデーションなど色モノを使っている方には物足りなく感じるかもしれませんが、メイクに抵抗のあるビジネスマンにはうってつけの商品になります。
メイクする人にもテカリやベタつきを抑えられるので下地としても使用できます。
一見、化粧品っぽくない見た目で男性のポケットから出てきても違和感のないデザインに仕上げました。
男性はトイレなどで化粧直しがしにくいという悩みがありますよね。化粧品に慣れていない方がトイレなどで使いやすいように、スティック型よりは手にとって使う方が使いやすいと考えました。
これからの季節テカリは避けては通れないので、スキンマットメーカー楽しみです!本日はありがとうございました!